《enku》 Japanese Indego Leather
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革の使用面積


例えばこちらのラウンドファスナー長財布、
こちらは外側・内側共に藍染革を使用しています。


  

  



一体どのくらいの革を使用しているかというと・・・



お財布一つにつきこのくらいの使用面積!





牛半裁(牛の片側半分の革)から約3つ分です。


革には傷や大きなしわなどあり、全面使用できるわけではありません。
傷やしわが寄っている部分は使用できなかったり、
見えない部分に使用したり工夫が必要になってきます。


そしてこれだけ藍色を綺麗に、堅牢に染め上げるには
何度も何度も染め重ね
その分染料も沢山使用することになります。


藍を建て、毎日わが子のように藍染液の様子を見ながら
一枚一枚手作業で染めている為、
たとえどんな些細な部分でも自分にとっては大切な革です。
小さな小さな切れ端でさえ、決心しないとなかなか捨てられません。


製作も行っていますのでその分革と触れ合う期間も長く、
よく革を見極め特性を理解しながら作らなければならないので、
それぞれに革の個性を感じながら
製品になってお客様にお渡しするころには愛着を感じています。


そんな手間暇かけて作っている藍染革製品。
永く大切にしていただける方のもとへお届けできましたら嬉しいです。



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